50代からのスキンケア方法とは

美肌ホルモンである「エストロゲン」は、40歳を過ぎると少しずつ減少していきます。20代や30代に比べて乾燥しやすくなるのもそのせい。28日周期で行われるターンオーバーも加齢とともに長期化。長期化すると、古い角質が溜まりシミやくすみの原因に。肌は年齢に合ったケアをしないと劣化してしまいます。50代にピッタリなスキンケアをご紹介します。

肌質タイプに合わせたスキンケア

• クレンジングは刺激が少ないものを

古い角質や皮脂汚れを除去するクレンジング。50代の肌は敏感です。乾燥や肌にダメージを与える界面活性剤たっぷりのクレンジングはNG！界面活性剤の少ないクレンジング剤を選びましょう。

肌にうるおいを保ちながらメイク汚れを浮き上がらせる「クレンジングクリーム」がおすすめ。

クレンジングしながら1分間マッサージ。汚れが残りやすい小鼻のまわりや生え際はていねいに。足りないときはクリームを足してくださいね。美容成分配合のクレンジングなら肌に摩擦を与えません。そのあと、蒸しタオルで2、3分スチームオフ。クリームとスチームでもちもち肌になりますよ。

• シミやくすみ、たるみにはローションパック

乾燥しやすい50代の肌には、朝晩2回のローションパックで保湿を。ローションの浸透力をよくするため、先に少量のローションを手に取りマッサージしながら肌になじませます。

大判のコットンにたっぷりローションをしみこませて肌にのせてください。朝5分、夜10分を目安に。途中でパックが乾いたら、ローションを足しましょう。4日目からは、朝は500円玉くらいを手のひらでなじませて、美容液をつけます。ローションパックは夜のみ。1週間続けると肌はふっくら、透明感もアップしますよ。

• たるみ毛穴に2種類の美容液を活用

年齢が出やすい肌のたるみ。50代の女性が気になる部分ではないでしょうか。たるみ毛穴には、リフトアップと毛穴を引き締めるビタミンCの美容液の2種類を使います。

たるみ毛穴が目立つのは頬です。美容液を塗る方法は、こめかみを軽く押さえて毛穴を引っ張り上げます。円を描くように塗るのがコツ。方向を変えながらマッサージすると美容液の浸透力がアップ。小鼻のまわりは小さくバツを描くように塗ります。こめかみを軽く押さえながら行うのがおすすめです。50代の肌に合ったスキンケア方法で、年齢に負けない美肌を手に入れましょう。

肌の常在菌バランスを整えるためのケア

皮膚には肌の状態を保つためにさまざま常在菌がいて、常在菌のバランスを保つことが美肌につながります。中でも、肌のバリア機能を高めトラブルの少ない肌に導くのが「美肌菌」。美肌菌を増やすにはどのようなケアをすればよいのでしょう。

秋や冬だけではなく、夏も紫外線やクーラーで肌は乾燥します。肌が乾燥するとバリア機能が低下。部屋を加湿する、こまめに水分を補給して乾燥を防ぎましょう。軽い運動で適度に汗を流すのもいい方法です。

皮脂汚れを取り除くには毎日の洗顔は重要ですが、洗いすぎにはNG!1日何度も洗顔をすると、美肌菌まで洗い流されてしまいます。洗顔は1日1回、または朝晩の2回程度に。併せてビタミンやミネラル、たんぱく質、発酵食品などバランスの取れた食事をとり、からだの内側から美肌菌を増やしましょう。

美肌菌を謳っている化粧品の中から、トライアルキットの価格が安い化粧品、世界的に有名なブランドととして一般的に認知されている化粧品、オーダーメイドでしか入手できないワンオフの化粧品を、ぞれぞれ１点づつ選出しました。

※1：SiNTO ローション150mL 4,400円、SiNTO エッセンス50mL 5,940円、SiNTO クリーム30g 5,940円

※2：ローション：25ml、エッセンス：12ml、クリーム：8g）

※3：クラリフィック デュアル エッセンス ローション 150mL 12,100円（税込）、ジェニフィック アドバンスト N 30mL 11,000円（税込）、アプソリュ リッチクリーム　60mL 、37,400円（税込）

※4：ジェニフィック アドバンスト N 30mL、ジェニフィック アドバンスト アイセラム ライトパール アイ アンド ラッシュ 5ｍL、ジェニフィック アドバンスト ハイドロジェル メルティングマスク 28g x 1枚 、UV エクスペール BB n 10mL

※5：ディープモイスチャーローション120ml￥6,600 (税込)、My美肌菌 エッセンス50ml￥23,100 (税込)、My美肌菌 美容液30g￥26,400 （税込）